ニキビ跡の赤みを消したい@洗顔・保湿ケアで変わる肌の再生力

 

ニキビが治ったと思っても赤みが残ってしまった経験はありませんか?
ニキビは人によっては治っても赤みだけが残り続けてしまうことがあります。
ニキビ跡の赤みを消す方法として重要なのは洗顔と保湿。しかしなぜ赤みを消すのに洗顔と保湿が重要なのでしょうか?

 

 

 

 

1:ニキビの赤みはなんの色?

 

 

ニキビは「アクネ菌」という表皮常在菌が原因となり発生します。
アクネ菌は嫌気性の細菌であるため通常、あまり悪さをしません。
しかし毛穴に皮脂や角質が詰まることによって無酸素状態となると活発に増殖を始めます。
増殖するアクネ菌を人体が異物ととらえ、免疫細胞が攻撃することで炎症が発生します。これがニキビです。

 

免疫細胞がアクネ菌を攻撃する際に損傷した細胞の再生を促すために、毛細血管が増えます。
毛細血管が増えることにより酸素や栄養素の供給が多くなり、損傷した細胞が回復します。
しかし一方で皮膚の近くに毛細血管が増加することで赤く見えるようになってしまいます。この毛細血管がニキビの赤みの原因です。

 

2:赤みを改善させるためには?

 

 

ニキビ跡の赤みは炎症が原因となっています。
赤みを改善させるためには皮膚のターンオーバーを促すことが重要です。
皮膚がターンオーバーしていくことで増えた毛細血管が元通りとなり、赤みが徐々に薄れていきます。
皮膚を正常にターンオーバーさせるポイントには以下のようなものがあります。

 

【保湿】

 

 

皮膚は乾燥しやすい部位です。
特にニキビができやすい人の場合、皮膚が乾燥していることが多くターンオーバーも乱れている傾向にあります。
しっかりと保湿をすることでターンオーバーを正常にして皮膚の赤みの改善が期待できます。
皮膚の保湿のためには保湿成分が含まれた化粧水や美容クリームを使用するとよいでしょう。代表的な保湿成分には以下のようなものがあります。

 

セラミド:

 

セラミドは表皮の細胞で合成され、皮膚にもともと存在する成分です。
細胞と細胞の間で水分を保持する役割をしており、肌のうるおいに非常に大きな影響を与えます。
セラミドには様々な種類がありますが、特に肌に浸透しやすくししたナノ化セラミドや人間の皮膚のセラミドと同じ構造をしているヒト型セラミドが含まれた製品を選ぶとよいでしょう。

 

天然保湿成分(NMF):

 

天然保湿成分は皮膚の中に存在するアミノ酸やミネラル、尿素などの成分の総称です。
これらの成分は水分を保持する作用があり、皮膚を保湿する働きがあります。
天然保湿成分は加齢とともに減少していく傾向にあり、大人になってからニキビができやすくなった人は積極的に外部から補給する必要があります。

 

ワセリン:

 

厳密には化粧品に含まれる成分ではありませんが、ワセリンは皮膚の保湿に効果的です。
ワセリンは石油から作られる半固体の物質で、皮膚に塗ることで膜のような働きをします。
ワセリンは油性であるため皮膚から水分が蒸発するのを防ぎ、皮膚を保湿してくれます。
石油から作られていると体に悪いような気もしますが、ワセリンの最大の特徴は刺激の弱さです。
皮膚に対する刺激がとても少ないため敏感肌の人でも安心して使うことができます。

 

 

3:洗顔に気を付ける

 

 

 

ニキビの赤みを改善させるためには洗顔に気を付けることも重要です。
洗顔は顔の余計な皮脂を取り除き、清潔を保つために重要ですが一日に何度もしてしまうと過剰に皮脂が取り除かれる可能性があります。
皮脂はニキビの原因の一つですが決して悪者ではなく、皮膚から水分が蒸発しないようにする保湿の役割を果たしています。

 

洗顔をし過ぎることによって皮脂が不足し結果的に乾燥を招き、皮膚のターンオーバーを乱してしまうこともあるため洗いすぎには注意しましょう。
また洗顔をする際にゴシゴシと洗ってしまうことも厳禁です。ゴシゴシと洗ってしまうと皮膚に対して刺激になってしまいます。
皮膚の刺激は細胞に対してダメージを与え正常なターンオーバーを乱してしまいます。洗顔をする際はなるべく優しく洗うことに気を付けるとよいでしょう。

 

 

4:正常なターンオーバーのための食生活

 

 

 

皮膚の正常なターンオーバーのためには食生活も重要になります。
特に意識したいのがタンパク質をしっかりと摂取することです。皮膚を構成する細胞はタンパク質からできています。
ダイエットで食事制限をしているとタンパク質が不足して、正常なターンオーバーが乱れてしまう場合はあります。
皮膚の奥にある真皮で合成されるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの合成のためにもタンパク質は重要なため、しっかりと摂取するようにしましょう。

 

また亜鉛も皮膚のターンオーバーのために重要な栄養素です。
亜鉛はDNAやタンパク質の合成に関わるミネラルで、日本人の食生活では不足しやすい栄養素です。
亜鉛が足りないとせっかく摂取したタンパク質をうまく活用しきれず、肌荒れに繋がるため意識的に摂取しましょう。
食品の中では牡蠣や赤身の牛肉、カニなどに多く含まれています。またもともと不足しがちなためサプリメントでの摂取を考えてもよいでしょう。