これってシミ!?ニキビ跡の色素沈着ケアと改善方法

 

ニキビが悪化してニキビ跡になってしまうと色素が沈着してしまい、シミとなってしまうことも・・・.
ニキビ自体は治っていてもシミや色素沈着はなかなか元に戻らないため、非常に目立ってしまいます。
なぜニキビでシミができるのでしょうか?またニキビ跡の色素沈着ケアの方法にはどんなものがあるのでしょうか?

 

 

 

1:ニキビ跡が色素沈着してしまうワケ

 

ニキビの症状と言えば赤みのある腫れです。
ニキビは適切にケアを行えば悪化する前に治り、以前と変わりない肌に戻すことが可能です。
しかしケアを怠ってしまったり不潔な指でベタベタと触ってしまったりストレスで自律神経が乱れたりすると悪化して膿が生じてしまいます。
膿が生じるようになってしまったニキビを「黄ニキビ」と呼びます。
黄ニキビまで症状が進んでしまうと、ニキビによる炎症が広範囲に広がってしまいます。

 

ニキビは「アクネ菌」という表皮常在菌が原因で発生します。
アクネ菌は皮膚が健康な状態ならば害をもたらしません。
しかし皮膚のターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌が原因となり、角質や皮脂が毛穴に詰まってしまうと途端に過剰に増殖を始めます。
詰まった毛穴の中はアクネ菌の好む低酸素な状態です。

 

そのためどんどんアクネ菌が増殖していきますが、それを異物とみなした体内の免疫細胞が排除しようと攻撃を始めます。
免疫細胞がアクネ菌を攻撃すると同時に、損傷した細胞を元通り再生するために必要な栄養素や酸素を供給するために患部周辺に毛細血管が新しく作られます。ニキビをはじめとする炎症が発生した際に患部が赤くなるのは新しく血管が増えるためです。
>免疫細胞がアクネ菌を退治したとしても、新しく増えた毛細血管がなかなか消えない場合もあります。そのため赤みが残り色素沈着してしまうことがあります。

 

またそのほか、メラニン色素によるシミの可能性もあります。
ニキビが発生して一時的に弱っている皮膚に紫外線による刺激が加わることでメラニンという色素が生産されます。
メラニン色素は紫外線を始めとする刺激から皮膚を守るために必要なものですが、色素であるため皮膚に沈着してしまうことがあります。
メラニン色素は褐色をしているため、この場合は茶色っぽいシミが発生してしまいます。

 

2:ニキビによる色素沈着をケアする方法

 

毛細血管による色素沈着もメラニンによる色素沈着も肌のターンオーバーが正常ならばしばらくすれば元に戻ります。
しかし反対にターンオーバーが乱れている場合は長期間残ってしまうことがあります。
ニキビによる色素沈着をケアするためには皮膚にターンオーバーを正常にすることが重要です。
ターンオーバーを正常にするポイントには以下のようなものがあります。

 

・しっかりと保湿をする

 

 

皮膚は乾燥しやすく、乾燥に弱い部位です。
特に空調の効いた部屋に一日中いることが多い場合は皮膚はすぐに乾燥してしまいます。
皮膚の乾燥は肌のターンオーバーを乱してしまうため適度に保湿することが重要です。
化粧水にセラミドや天然保湿成分(NMF)、ヒアルロン酸などが含まれているものを使用したり、デスクに加湿器を置いたりするようにしましょう。

 

・ストレスを溜めないor発散する

 

 

人間はストレスが溜まると交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると毛細血管が収縮して皮膚に供給される血液が少なくなります。
酸素や栄養素が不足することによって肌のターンオーバーが阻害されてしまうため、ストレスは避けるようにしましょう。
またスポーツやカラオケなど自分に適したストレス発散方法を見つけることも重要です。

 

・UVケアをしっかりとする

 

 

太陽の光を浴びることで心身の調子が整ったり、必須ビタミンであるビタミンDを合成したりする働きが期待できます。
しかし紫外線は皮膚にとって大敵。紫外線は刺激であるのであまりにUVケアをしないと皮膚の細胞が弱まりターンオーバーが乱れてしまいます。
紫外線は夏季だけではなく冬季でも曇りの日でも存在しています。毎日のUVケアをしっかりすることで肌のターンオーバーを整えることができます。

 

3:美白の強い味方「美白有効成分」

 

「美白有効成分」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
効果はその名の通り美白に効果的というものなのですが、厚生労働省が表示を認可しているという特徴があります。
様々な基礎研究をもとに10年単位での研究が必要になる認可であるため、非常に効果が高いことが特徴です。
美白有効成分は特にメラニン色素による茶色っぽいシミに対して効果を発揮します。
ニキビ跡に発生した茶色い色素沈着を改善させるために効果が期待できるでしょう。

 

代表的な美白有効成分にはアルブチンやビタミンC誘導体、トラネキサム酸、コウジ酸などがあります。
現在ではおよそ20種類の美白有効成分が厚生労働省によって認可されています。
また美白有効成分の認可が下りていませんが、皮膚科や美容皮膚科でシミを薄くされるために処方される「ハイドロキノン」を利用することも検討するとよいでしょう。
医療機関で処方を受けるほか、低濃度ですがハイドロキノンが含まれている化粧品も存在します。